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社内報発行にあたって

代表取締役 吉村武大

自動車学校とは、現在の日本の教育課程で唯一の教育機関といえます。
それは、社会人として必要かつ重要な「ルールを守る」という社会規則を教える機関として存在し、その在学期間はとても短いものの、その中で教えることは人の生死に関与することです。全ての人びとの【学校】であり【教育センター】であるのが、私たちが従事している【自動車学校】なのです。
その短くとも、もっとも重要な教育機関を自らの生業とし、「自らの職」がいかに重要なものであり、周辺地域はもとより、全国各地の方々に「教える」ことを歓びとして従事していることに誇りと自信を持っていただきたいと考えています。

また、学校としてだけでなく、会社・企業として発展していくために、グループ化による相互連携を会社の方針として展開を始めてから10年が経とうとしています。グループ会社のネットワークの強化及び社員・職員の連携を高め、グループ内での試みであったり、進展であったり、その他良い所は相互に共有し、悪しき箇所は自らを戒め、襟を正し、より公共性、公益性が高く、地域から必要とされる校所への発展を期待し、【SDS機関誌"ちゅうじしろう"】の発刊となりました。

情報伝達・意思伝達の鈍化を起こすことなく、時勢を機敏に読みとり、瞬時の対応を行うことにより、優位性を常に確保することで、このグループ展開を他校との差別化の武器とし、相互の連携・発展をもって、今後ますます研鑽に励み、地域に必要とされる会社への発展させていく為にも、この"ちゅうじしろう"を活用していただければと思います。

代表取締役 吉村充司

日本経済は未だ混迷のなかにあり、列島全体、特に地方の元気がなくなっているといわれています。 教習所業界では少子化を理由とした無策無意味な議論がなされ、閉鎖や買収といった事例は後を絶ちません。 しかしながら、民間企業である私どもは、経済環境を理由に企業の収益性と永続性を放棄するわけにはいきません。 企業としてこのような環境のなかで勝ち抜き、全社員に安心安定した生活をおくっていただくことこそが、会社の使命です。 そのためには、会社と社員との意志疎通がきわめて重要であり、会社の方向性や考え方を全社員に知っていただき、一丸となって業務に取り組んでいくことこそが必要不可欠です。

創業者故吉村忠次は、「智慧を出せ。智慧なきものは汗を出せ」を座右の銘としておりました。本年8月の25回忌の際、当グループの顧問であり元警察庁運転免許課課長補佐の鈴木四郎先生が「吉村忠次氏は農耕の人でありました。 交通安全教育ならびに行政のために霞が関を耕し、真に礎となられてきた人です」とおっしゃられておりました。 私は、「智慧」と「汗」とは表裏一体と考えています。目の前にある難題に対し、いかに問題を発見し解決していくのか。 そのためには「考え抜くこと」と「行動すること」以外に道はなく、創業者はまさしくその道を歩んできた人です。

半世紀にわたって、企業としての発展を保てたことは、ひとえに社員の皆さんの努力の賜物であり、あわせてご家族の理解と協力があったことに他なりません。 これからも創業者の思いを知り、先人の経験を活かし、そしてまた絶やすことなく、未来に向けて会社と社員とが意志疎通をはかるために、そしてご家族にも知っていただくために、今回の機関誌の発刊にいたりました。当グループの益々の発展と全社員ならびにご家族のご健勝を心より祈して。

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